【移住希望地ランキング】【2024年度:静岡県は2位】について考察します

こんにちは。

Tomoko
ふるさと回帰支援センターから2024年度の移住希望地ランキングが発表されました。
4年連続で、静岡県は1位だったのですが、今回2位となりました。
出典:認定NPO法人ふるさと回帰支援センターホームページ「高橋公 理事長コメント」
URL:https://www.furusatokaiki.net/topics/press_release/p52192/
をもとに考察してみました。
この記事をオススメする人
・静岡県の人口を増やして地域を盛り上げたい人
・移住を考えている人
・移住希望地ランキング・静岡県が2位になって何か対策しなければと思っている人
・島田市の人口はどうなのか知りたい人
ではどうぞ。

調査概要

まず、毎年ニュースなどで目にすることが多い「移住希望地ランキング」についてですが、こちらの記事で詳しく説明していますのでよかったら読んでみてください。

【移住希望地ランキング】【静岡県は4年連続1位】について考察します

調査対象

①新規のセンター窓口相談者
②新規の移住セミナー・相談会等参加者(オンライン含む)

調査手法

上記対象者へのアンケート(相談カード)

調査時期

2024年1月4日~12月28日

回答者数

19,021人
内訳(①②の重複あり)
①相談:11,782人
②セミナー:13,349人

ふるさと回帰支援センターのホームページ

ふるさと回帰支援センターへの相談件数

 

移住相談件数は2020年に一度減少しましたが(コロナの影響)、増加傾向にあります。

参考:認定NPO法人ふるさと回帰支援センターホームページ
URL:https://www.furusatokaiki.net/
(数値を引用)

今年は61,720件の相談があったとのこと。
ふるさと回帰支援センターでは637回の移住相談やセミナー等が開催されました。

Tomoko
移住に興味がある人は増加傾向、人数も多いですね。
6万人を超える移住希望者がいるわけですから、島田市にも来てほしいなと思います。。。

2024年度のランキング結果

4年連続1位から2位になってしまった旨はお伝えしましたが、では何県が1位になったかというと👇

 

1位は群馬県でした。

2023年度の発表でも、相談が2位・セミナーが1位でしたからね。そうだろうなとは思いました。

2023年度、群馬県は2位になったことがメディアで取り上げられていましたから、今回1位という結果につながったのではないでしょうか。

2024年度の結果に対する考察

・窓口相談で、初めて群馬県が1位となりました。群馬県は窓口相談もセミナーも1位です。2023年度は総合1位であった静岡県は、窓口相談は1位でしたがセミナーは10位でした。

・群馬県は20~30代相談が増加。漠然と移住したいと考えるライト層や、伸び伸びと子育てをしたい層が増えた。首都圏へのアクセスもよく、移住後も転職せずに通勤することもできるので人気がある。

・3位の栃木県は、「移住促進コンシェルジュ」制度を開始し、県内どこでもオーダーメイドで案内するなど、移住支援に力を入れている

・静岡県も、東京からのアクセスや、気候が良いので人気がある。「出張相談デスク」に力を入れている。

「高橋公 理事長コメント」から思うこと

高橋公 理事長コメント
前回2位だった群馬県がトップになった。群馬県は2020年に全35市町村がセンターの会員となり、移住希望者の受け入れ態勢を整えている。24年11月には群馬県と栃木県が同日に、東京交通会館12階でそれぞれフェアを開催。コロナ禍以降、移住先として人気が高まる北関東2県が相乗効果もあり、群馬が230組363名、栃木が225組342名の参加者を集め成果を上げている。 2位はコロナ禍の2020年から4年間、1位を確保した静岡県。3位は前回同様、栃木県。上位10県をみると首都圏からのアクセスの良さや、大都市がある県、憧れを含めた人気の県などが並んでいるようだ。相談で9位、セミナー2位の福島県は、59市町村のうち53市町村がセンターの会員。会員になり初めて単独セミナーを開催した市町村もあり、センターとして企画や情報発信などをサポート。また、外部で県内出身者の交流会を開催し、つながりができた人にセミナーや相談を案内するなど県をあげて丁寧な対応を行っている。以上のことから、しっかり取り組んでいる県はランキングも高くなっており、納得できる結果だ。

出典:認定NPO法人ふるさと回帰支援センターホームページ
URL:https://www.furusatokaiki.net/

群馬県が1位になった理由が考察されていますね。
移住支援の体制を整えること。
PR活動を頑張ること。
丁寧な対応をすること。

群馬県は、関東圏なのに物価が安かったり、家賃が安かったりと、上手にPRしているなと思いました。
自然豊かで、移住補助金も出て、、、というのは、地方であれば同じようなことはやっていますが、伝え方やアピールの仕方がいいと思いました。

来年、静岡県がまた1位になれるようにどんな活動をするといいのか、群馬県の活動内容を参考に考えていきたいと思います。

島田市の人口は?

前回の記事でも書きましたが、移住希望地ランキングと、実際に移住してきてくれたかは別の話です。
気になったので、島田市の令和6年の人口推移を見てみました。

令和6年度の人口統計

転入2557人
転出2674人
出生495人
死亡1336人

出典:島田市ホームページ:人口統計 より 毎月末に集計される人口を1年分積算
URL:https://www.city.shimada.shizuoka.jp/index.html

転出・転入よりも、出生・死亡の差が気になってしまいます。
結果、令和6年は985人減少しています。

まとめ

・2024年度の移住希望地ランキングの結果は、1位群馬県、2位静岡県、3位栃木県となりました。

・静岡県は、温暖な気候・東京からのアクセスの良さ・出張相談デスクなどの取り組みにより、以前人気です。

・島田市は令和6年で人口が985人減少しています(移住というより、出生と死亡の差が大きい)。子育て世代の移住者が増えるように島田市の魅力をアピールしていきたいと思っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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