こんにちは。
現在最新の結果は2023年の結果です。データの見方と私の考察をまとめました。
・移住希望地ランキングの仕組みをしりたい人
・移住を考えている人
・移住希望地ランキング・静岡県が4年連続1位と発表されてうれしかった人
・実際移住者が増えているのか知りたい人
移住希望地ランキングとは
出展:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
この発表をもとに以下説明および考察をしていきます。
移住希望地ランキングの調査は誰がやっているの?
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区、理事長 高橋公)
関東からの移住経験がある人はご存じだと思います。我が家もお世話になりました。
関東圏の人が移住しようと思ったら真っ先にこちらを利用するイメージがあります。
移住したいけど、どこにしよう。と思ったら、こちらに足を運んでみてください。
相談件数は年間約5万人だそうなので、自治体・企業にとって登録するメリットは大きいです。
ふるさと回帰支援センターに登録している会員団体は、
東京有楽町のセンターでイベント情報等のチラシをセンターに設置したり、告知・募集ができるんです。
センターのセミナールームを使用して、ふるさと暮らしセミナー等を開催することもできます。
パンフレットなどの資料を常設できるので、東京から遠い場所でも広告として利用できるといったメリットがあります。
私も近日中に会員になるつもりです。
ふるさと回帰支援センターは、
有楽町の東京交通会館内にある移住相談センターです。
センターでは、地方移住に関するパンフレットや資料を常設し、
各地域の相談員が移住を希望する方に、より具体的な
地方暮らしの情報を提供するとともに、各種ご相談に応じています。移住先が決まっていなくてもOK!
出展:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
URL https://www.furusatokaiki.net/
調査は2009年から実施
2023年の調査が15回目
調査対象者は?
調査対象
新規のふるさと回帰支援センター窓口相談者、
新規の移住セミナー・相談会等参加者(いずれもオンライン含む)調査手法
上記対象者へのアンケート(相談カード)調査時期
2023年1月4日~12月27日回答者数
17,056(相談:n=8,164 セミナー:n=10,070 相談とセミナーは重複あり)出典:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
URL https://www.furusatokaiki.net/topics/press_release/p50278/
相談件数が年間5万人とのこと。新規窓口相談者の数がわからないので回答率は読み取れません。
回答者数が17,056人で、その内訳が(相談:n=8,164 セミナー:n=10,070 相談とセミナーの重複1,178)ですね。
ただ、上記によりこのランキングの根拠は”移住を希望し、2023年に初めてふるさと回帰支援センターの窓口相談をした17,056人の回答”であるということです。
私は、メディアでこのランキングを見たとき、日本各地で「移住するとしたら何県がいいですか?」とアンケートを取り作成したものだと勝手に思っていたので、「そういうことなのね」と思いました。実際に静岡県に多く移住者がいるかといえば、それは別問題です。そもそも希望地ですからね。
ランキングの内容
調査人数の推移
2020年以降右肩上がりになっています。
移住の相談に新規で来る人は増加傾向にあります。
静岡県のランキングの推移
2019年は相談とセミナーを合体した数値で、2020年以降は別で処理しています。
静岡県は確かに4年連続相談件数トップです。
セミナーに関してはそうではないですが、両方合わせて1位なんですね。
静岡県以外の上位都道府県
表1
相談、セミナーで分けて、上位6位までを表にしました。
表1は、2019年~2023年の上位6位までに入った県です。
常連の都道府県は長野県、静岡県、広島県あたりですね。
静岡県は相談件数が多いんですね。
セミナー参加者部門で1位になったことはないようです。
少し気になります。
2023年に関しては、セミナーの順位が10位でした。でも1位ということは、よっぽど相談件数が多いんですね。
2023年で注目すべきは、群馬県です。急に上位に入ってきましたね。2024年の発表が気になります。
まとめ
・移住希望地ランキングは、ふるさと回帰支援センターが発表している。
・ふるさと回帰支援センターに新規で来た人に対してアンケートを実施し、その回答から作成されている。
・実際に移住者は、このランキングに合った動きをしているのかは、今後国勢調査の結果から考察します(記事作成中)。
・移住希望地のランキング上位の都道府県はどのような活動をしているのかを調査します(記事構想中)。
島田市に移住してもらうための参考になるはずです。
・国勢調査の結果から、島田市の現状、将来の人口構成について考察します(記事作成中)。
引き続き応援をお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。