島田市は日本有数のお茶所【お正月の来客時役に立つ】おいしいお茶の入れ方をご紹介

こんにちは。

Tomoko
今日は2024年12月31日。大晦日です。

静岡県も島田市もお茶の産地で有名ですね。そこで今回、地域情報の一環として美味しいお茶の入れ方をまとめました。

正月に来客があってお茶をお出しする際に、ちょっといつもよりお高い茶葉を使うのですが、

お店で試飲した時みたいにおいしくないんですよね。

入れ方にはコツがあるみたい。ちょっと調べてみたのでご紹介させていただきます。

この記事をオススメする人
・おいしいお茶の淹れ方が知りたい
・茶葉の種類を知りたい
・茶葉の種類別の淹れ方が知りたい

それではどうぞ!

お茶の種類

 

図1

出典:農林水産省ウェブサイト (https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/attach/pdf/tea_life-3.pdf)を加工して作成

こんなにたくさんの分類があるんですね。

甘さ・旨味を重視するなら     玉露 抹茶 かぶせ茶

青さ・清涼感を重視するなら    抹茶 茎茶 粉茶

渋さ・苦味を重視するなら     煎茶 上級煎茶 玄米茶

香ばしさ重視するなら       ほうじ茶 玄米茶

でも、4つの要素が絡み合って複雑な味になりますから、いろいろ試して舌で確かめるといいと思います。

私が正月に飲むために買うのは丸玉園さんの冬茶ー蔵自慢ーです。確認したら煎茶でした。上の表で見ると、”渋い・苦味”がトップクラス、”青い・清涼感”が玉露と同レベルといった感じでしょうか。
お店で試飲した時は、「美味しい!!!」と思ったのですが、いざ自分で淹れるとなんか違う。。。

淹れ方で味が大きく変わるのがお茶ですね。

テレビ朝日の「相棒」が好きでよく見るのですが、いつも右京さんが紅茶を入れるシーンが出てきます。ティーポットを高く掲げて、最大落差でティーカップに受け止めています。あれは、紅茶の美味しい入れ方なんでしょうね。なかなか技術が要りそうです。

基本のお茶の入れ方

出典:農林水産省ウェブサイト (https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/attach/pdf/tea_life-8.pdf)を加工して作成

まずは、基本的なお茶の入れ方です。
農林水産省のウェブサイトを参考にしてみましょう。

01 お湯は沸騰させてから湯冷まし

水は沸騰したら100℃。
使用する茶葉ごとに適正温度がありますね。私の場合、煎茶なので図1を見ると適温は80℃です。
2杯入れるなら6gの茶葉を急須に入れて準備しておきます。

お湯を器に移すたびに5~10℃下がるということなので、(移す容器の温度や素材により影響あり)
湯のみにお湯を注いで95℃~90℃になります。

湯のみも温まってちょうどいい。

湯のみのお湯を、茶葉を入れた急須に移すと90℃~80℃になります。

ということは、沸騰したお湯を一度湯呑に移して、そのお湯を急須に注げばほぼ適温ですね。
抽出時間も図1を参考にします。煎茶は60秒待つんですね。

02 「廻し注ぎ」がカギ

3杯分のお茶を注ぐとします。
急須から、湯のみにお茶を注ぐとき、1個ずつ入れると、1杯目はうすく、3杯目は濃くなってしまいます。

廻し注ぎとは、(1巡目)1杯目→2杯目→3杯目→  (2巡目)3杯目→2杯目→1杯目 → (3巡目)1杯目→2杯目→3杯目

の順に注ぐことを言います。

量や濃さを均等に淹れることができるわけです。

めんどくさがって一気に入れるとよろしくない。一杯分の1/3~1/2ほど注いで2~3セットで淹れましょう。

03 二煎目もおいしく!最後の1滴まで注ぎ切り

一度お茶を入れた後、もう一度その茶葉を使ってお茶を淹れることありますよね。(まだ出そう。。とか思って)

その時のコツです。

最後の一滴まで注ぎ切り、急須にお湯を残さないことがポイント。

茶葉が蒸れないように急須のふたをずらしておくというテクニックが記載されています。

基本を守ると、いつもより美味しいお茶が淹れられそうですね。

代表的な茶葉の入れ方を見てみよう(煎茶)

全国茶商工業協同組合連合会のウェブサイトに動画があります。煎茶のほか、深蒸し煎茶、玉露、焙茶(ほうじ茶)があるので、興味のある人はご覧ください。

Tomoko
炭火で、鉄瓶のお湯を沸かす。。。
(どっちもないです。。。)

用意するもの

1.茶葉(2~3g/一杯)
2.湯のみ
3.湯冷まし※マグカップや計量カップ可
4.急須

手順

1.人数分の湯のみに沸騰したお湯を淹れる
※湯のみを温め、必要なお湯の量を計ります

2・湯冷ましに湯のみのお湯を移し適温まで冷ます。
※煎茶を美味しく淹れるための適温は約70℃

3.急須に茶葉を淹れる

4.湯冷ましのお湯を急須に入れる

5.急須にフタをして1分ほど待つ
※フタの穴は注ぎ口側に向けます

6.湯のみに2~3回に分けて【廻し注ぎ/まわしつぎ】する
※湯のみに少しずつ注ぐことで、お茶の色と味が均等になります

7. 最後の一滴まで絞り切る

侵出時間を調整してお好みの味わいでお楽しみください

やってみた

ところどころ農林水産省ウェブサイトと違いますね。
1.我が家では、鉄瓶・炭火は無理なので、IHでお湯を沸騰させます。
2.図1では、お湯の温度80℃となっていましたが、動画では約70℃となっていて、湯冷ましを使っています。
商品パッケージには、70~80℃とあるので、我が家は湯のみを温めたお湯を急須に注ぐ(湯冷ましを割愛)ことにしました。
3.茶葉の量は、商品パッケージの記載にしたがい2杯で7g使用します。
4.あとは図1も動画も一緒です。

早速飲んでみました。やっぱり美味しい気がします。皆さんもやってみてくださいね。

開封したお茶の保存方法

常温保存で1ヶ月くらいは香りがしっかりして美味しいです。

お茶を買ったときに教えてもらったのですが、未開封で長期保存なら”冷凍庫”で保存すると1年ぐらいは大丈夫だそうです。
ただし、開封前にしっかり常温に戻すことが大事。温度差で茶葉が吸湿してしまうからです。

昔から、お茶は茶筒で保存してるイメージあります。それが正解なのでしょうね。

まとめ

これだけおさえればおいしく淹れられると思います。

・沸騰したお湯を冷まして使う。(湯のみを温め、そのお湯を使えばほぼ適温)

・茶葉の量を調節する

・抽出時間を守る

・廻し注ぎする

・最後の一滴まで絞りきる

動画でも、最後に「茶葉の量やお湯の量、侵出時間を調整してお好みの味わいでお楽しみください」とあります。

基本の淹れ方を理解したうえで、自分好みに淹れられるよういろいろ試してみてはいかがでしょうか?
私は、いろんな茶葉の種類をブレンドしてみようかなとか、今考えてます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。良いお年を!

 

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