こんにちは。
石畳ってなんだろう?と思っていましたが、行ってみたらなかなか面白かったのでご紹介します。
・大井川鐡道に遊びに来ていて、他に何か無いかなっと思っている人
・島田市に観光できた人
・島田市在住で運動不足の人
・子供とお出かけ場所を探している人
・受験生やその家族
旧東海道金谷坂石畳とは


いにしえの街道の面影を今に伝える金谷坂の石畳
江戸時代、金谷坂は急坂なうえに「あおねば」と呼ばれる粘土層が露出しており、雨が降るとぬかるみ大名行列や旅人は大変苦労しました。
そこで江戸時代末期、約400間(約720m)の石畳が「山石」を敷き詰めて造成されました。
この時使われた山石は、牧之原台地の耕作土の下に厚く堆積している「牧之原礫層」に含まれている大井川の河原石と同じ丸石で、現在の大井川の河原石よりもザラついて滑りにくいものです。
明治以降、電話線や電線等の敷設により掘り起こされ、その後舗装されたため、もとの面影は失われていました。
平成3年(1991年)、町おこし事業として「平成の道普請(みちぶしん)・町民一人一石運動」により、約7万1000個の「山石」を敷いた、430mの石畳が復元されました。
「旧東海道と石畳(金谷坂)」は昭和60年2月23日に市指定文化財に指定されています。
■島田市博物館ホームページ内旧東海道と石畳(金谷坂)のページ
石畳の中腹の六角堂には「すべらず地蔵尊」が祀られており、石畳が「すべらない山石」を用いていることにちなんで、合格祈願の名所となっています。
毎年1月中旬には「すべらず地蔵尊合格祈願祭」が開催されます。
※カーナビの場合は「 石畳茶屋」と入力してください。すぐそばです。
石畳茶屋→島田市金谷坂町2482-1 ☎0547-39-3220出典:一般社団法人 島田市観光協会ホームページ
URL:https://shimada-ta.jp/tourist/tourist_detail.php?id=12
看板と観光協会の文章をまとめると
金谷坂は急坂かつ粘土層。雨が降るとぬかるんで通行に苦労していた
↓
江戸末期に約720mの石畳が作られた
↓
石畳に使われていた石は、「山石」とよばれるザラついて滑りにくいものだった
↓
平成3年の町おこし事業で、約7万1000個の「山石」を敷いて、430mの石畳が復元された。町民約600人が参加した
↓
中腹に「すべらず地蔵尊」がある。すべらない山石を使っていることにちなんで、合格祈願の名所となっている
①金谷坂
②箱根峠
③中山道十曲峠
の3か所しかない
所在地
島田市金谷坂町
※カーナビの場合は「石畳茶屋」と入力してください。
石畳茶屋→島田市金谷坂町2482-1 (☎0547-39-3220)
歩いてみました
金谷駅から登っていくと入口に看板があります。
横断歩道をわたるとこんな感じです。信号がないので気を付けてください。
結構な急こう配です。
右手に「石畳茶屋 縁 -en-」があります。駐車場もありました。
いよいよ石畳です。
430mくらい、余裕でしょ。なんて思っていましたが、勾配がきつい。
運動不足で息が上がってしまいました。ハアハア。
中腹にある「すべらず地蔵尊」。私もなんどかお願いに来ました。そして合格しました!
残り半分も頑張って登ります。
登りきると、茶畑が広がっていますよ。
けっこう、疲れましたよ。。。
合格祈願にオススメ!
「すべらず地蔵尊」で合格祈願して、さらに大井川鐡道の駅である「合格駅」でさらに合格祈願してみるっていうのはいかがですか?
金谷坂の紹介動画を作ってみました
今回は、さっそく久米桜子先生の演奏と動画を合わせてみました。
歩いた際に撮影した動画をご覧ください。
まとめ
・現存する石畳は日本で3か所しかなく、金谷坂はそのうちの一つ
・急こう配で、いい運動になる
・すべらない石が使われていて、中腹にすべらず地蔵尊がある。合格駅と一緒に合格祈願してみては?
・坂を上りきると、美しい茶畑が広がっている
興味を持たれた方はぜひお出かけしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。